なるほど!ファッション用語辞典集
ファッション用語:ア行
アメカジ |
アメリカン・カジュアル(American Casual)を短縮して呼ぶ日本語の造語である。 アメリカの大学生を手本にしたカジュアル・ファッションスタイルをいう。活動的で清潔感があり、学生らしさを感じさせるスタイルが源流となっている。ワークミリタリー、ウエスタン等多数の系統があるけれど、本来非常にベーシックでかつシンプル。スタンダードで着まわしのきくアイテムが多いので、買い足して長く着られ、また価格的にも値ごろ感のあるスタイルが人気。ベーシックなスタイルに生地や飾りなどでねりをきかせたものが多い。 |
アーガイル | 特徴はダイヤモンド型(ひし形)の格子を横と縦に並べた模様や細いラインと菱型を組み合わせた格子模様。セーターや靴下のアクセント模様に使われている事が多い。 |
アウター | 外の、外部の、という意味で外側に着る服の総称です。コート、ジャケットなどそれにあたります。 |
アンサンブル | 「一緒にとか、共に、統一」の意味でファッションでは共地で作ったドレスとジャケットや、または同じ生地の服がセットになっているものを言います。 |
イージーパンツ | その名の通り楽なパンツのことで、ウエスト部分にはゴムやヒモで締めるものが多く、柔らかい素材で作られています。 部屋着として穿く事が多いですが、最近ではオシャレアイテムとして着こなすようになっています。 |
市松模様 | 二色の正方形を交互に配置した格子模様です。チェス盤の配色が例えです。 |
インナー | 内の、内部の、という意味で下着類の総称名です。ここではアウターの内側に着る服でカットソー、Tシャツなどを指します。 |
インディゴ | ジーンズや藍染の染料で、南インドの植物インディゴが原産。世界でデニムの染料として使われています、独特の風合いで人気アイテム。昔はこの染料は虫除けとして使われてたらしいです |
ウエスタンシャツ | アメリカ西部でカーボーイが着ていたワークシャツです。アメカジファッションを代表するアイテムのひとつです。 |
ウール | ウールは自然の恵みをたっぷりもって生まれた天然繊維。繊維自体が呼吸していたり、湿気などをうまく調節する機能をもっています。保湿性や保温性にも優れている。 一般的にウールとは羊毛で品質マークでウールマークがあります。 |
エスニック | 民族的と言う意味で、伝統的なスタイル的なこと。キリスト教圏外の民俗ファッションの事を一般に指し、伝統的な模様や色のデザイン。ファッションだけでなく、インテリアとかにも取り入れられている。 |
エンボス加工 | アクセサリーや革アイテムなどに凹凸模様をつけていることを言います。 |
オーセンティック | 本物の、正統的であるさまの意味。例えばスポーツ選手のレプリカアイテムではなく、実際に選手が試合で使用しているアイテムを言う。 |
オールドウォッシュ | デニムジーンズのユーズド加工の一種で薬品を使用して色落ちさせたパンツです。 |
オートミール | 食事のオートミール風の色あい。 |
ファッション用語:カ行
カジュアル | 普段着を指す意味で、フォーマルファッションの反対語。堅苦しくない雰囲気をかもしだすファッション。 |
カシミア |
優れた品質と少ない生産量の超高級品ウール繊維。カシミア山羊の毛で細く柔らかい毛質で風合いも肌触りもよく大人気繊維♪ カシミア風の類似品が普及しているが本物の品質にはまったく及ばず。 |
カーゴパンツ | 貨物船で作業員用のズボン。生地の厚い丈夫な綿で作られていて、作業中にしゃがんだ時にも道具を出し易いようにひざ上の左右にポケットがあるのが特徴です。 |
カットオフ | 長いパンツを途中で切り、裾の切り口の糸は垂らした状態のデザインです。デニムのハーフパンツなどに使われおりワイルドなスタイルを演出しています。 |
カシュクール | 巻きつけるタイプのブラウス・シャツで、胸あたりを隠すような着物を打合せたデザイン。包むと言う意味でラップブラウスとも最近で言います。 |
カーディガン | 衿のないジャケットタイプのセーター。長袖が一般的で半袖タイプもあり、袖のないのがベストと言います。 |
カットソー | カット&ソー(Cut<裁断>&Sewn<縫製>)して作られる衣服の総称。主にTシャツ、スウェットでインナーやアウターとして着こなせるセオリーアイテム。 |
カーキ | オリーブ色を濃くした色。茶色がかった黄色。 |
生成り | 生地のままの状態で糸や布地の漂白、染色等の加工処理されたものです。またはそのような色に加工したものが生成り色。 |
キルティング | 防寒、保温目的で、2枚の布の間に綿や毛をはさみ、ステッチしたもの。そのステッチした際に装飾的に作られたのがキルティングです。 |
キャンバス地 | 昆織で丈夫な厚手の粗布ことです。衣服の生地でも使われていて、ほかにもシューズやバッグ、テントなどにも使用されています。 |
ギンガムチェック | シンプルな格子柄で、縦横一定間隔で白色と他の色の2色で組み合わせた柄です。 |
クレリックシャツ | 万能ドレスシャツ。衿と袖を白い生地に切り替えをしてるシャツ。クレリックの意味は牧師・聖職者の意味で、牧師さん達の衿が白かったからそう呼ばれるようになったとも言われてます。 |
クルーネック | 首元のラインの事で、丸く詰まった丸首型のラインです。クルー=船員が着るセーターからその名前がつきました。 |
ケミカルウォッシュ | デニム地をユーズド風に色落ちさせる方法のひとつです。漂白剤等の化学反応によって色落ちさせます。80年代に大流行したデニムでもあります。 |
コ-ディネ-ト | 2アイテム以上を組み合わせ調和させてまとめこと。ファッションではアウター、ボトムス、アクセなどを上手にコーディネートするにはセンスと経験が必要されますよね。 |
コート | アウターの総称名で、一番外側に羽織る衣服。昔の人はオーバーと呼んでました。膝まで長さがあるのがロングコートで太ももでの長さがハーフ、腰丈までがショートコートと言います。 |
コーデュロイ | 木綿地で特殊な加工よって織られた織物。ベッチンと同じ織り方だが縦うね特徴で保温効果もあります。 |
コットン | 繊維の種類のひとつで木綿や綿花の事です。 |
ファッション用語:サ行
差し色 | コーディネートをする際に基本色にアクセントとなる色のアイテムを付け加えることを言います。例えとして全体的に淡い色のコーディネートに赤いスカーフやベルトなどを身につけること。 |
サスペンダー | パンツやスカートを肩から吊るす為のベルトです。フォーマルスタイルの時にパンツをサスペンダーで吊るすと綺麗に着こなせるとも言われています。 |
サックスブルー | インディゴを有機溶剤で溶いた染料です。淡い紫みの青色。 |
サテン | 光沢のある生地。朱子織で糸の交差を少なくして糸を浮かして織って光沢をだしています。 |
ジャケット | 昔で言うとジャンパー一般的にウエスト丈までの長さだが、 最近ではライダース、コート、ダウン等、アウターの総称名となっています。 |
シャーリング | 適度な間隔をあけて糸で布地を引っ張りながら縫い縮めて布地にひだをつけることです。 |
ジップアップ | ファスナー式で、ボタンの代わりにチャックで開閉できることです。 |
ジレ | フランス語でベストのことです。またカーディガンとも言います。 |
ジージャン | 定番アイテムのジーンズジャンパーのこと。デニム素材のジャケットです。 |
七分袖・七分丈 | 10分の7の長さのこと。 Tシャツやパンツの衣類に多くみられる。 |
ステッチ | 簡単に言うと糸の編み目や縫い目です。装飾性をもたすために糸の色や素材、太さや細さを使い分ける。 |
スエード | なめした革の裏面をサンドペーパーで磨いてケバ立たせたもの。 ソフトでさわり心地いいのが上質と言います。 |
スキッパー | ボタンのないポロシャツです。 |
ストール | 婦人用の細長い肩掛けで毛皮・絹・レースなどで作られ、防寒やオシャレ目的で使用されています。 |
セニック・プリント | 風景画をモチーフとしたプリント柄の事です。都会・田園風景などがあります。 |
染色 | 染料とうで繊維に色をつける事です。科学の力で水に溶ける性質を失って色落ちしなくなります。 |
ファッション用語:タ行
ダブルブレスト | 洋服で前の重なり部分が多く、ボタンが2列並んでいるジャケットやコート。 |
タートルネック | タートル=亀の甲羅から首を出している姿からそう呼ばれるようになりました。主に衿を二重に折り返したネックラインです。 |
ダッフルコート | トグルボタン(留め木)でとめる厚手のフード付きコート。ちなみに漁師さんが防寒着として着ていて手袋をしたまま前ボタンを外せるようにする為したり、モコモコの厚手なのは海に落ちた時に浮くようにしているらしい。 |
ダンガリーシャツ | デニム生地の一種の素材で名前の由来は西インドにあるダングリという地名から来ています。織り方がデニムと逆になっているのでデニムよりも白っぽく見えるのがダンガリー生地の特徴みたいです。丈夫でワークシャツとしても使われています。 |
チャコールグレー | チャコール=木炭という意味で限りなく黒色に近い灰色です。 |
ツイード | スコットランド産羊毛を平織りした織物です。素朴な味わいのある厚手の生地で耐久性や保温性にも優れています。ジャケットやコートなどに使われていますね。 |
デニム |
ジーンズパンツになどに使われているデニム素材です。ヨーロッパで生まれた素材でアメリカのリーヴァイスさんが作ったのがジーンズです。 主に10番手以上の縦糸、横糸に加工していない糸で綾織りしたのがデニム生地です。よくジーンズでオンスで表記されてますが、重さのことで1オンスは約28gぐらいで14オンス前後でジーンズに使用されています。 |
テーラードジャケット | テーラー=仕立て人という意味で、紳士服仕立された上着。素材・仕立て方などがしっかりしていて丈夫でオシャレなジャケットです。今じゃ、マストアイテムとなっていますね。 |
トレンチコート | もとは、軍人のレインコートだったらしい。機能性、デザイン性にすぐれていたので俳優が映画で着用したことから現在の人気コートとなりました。 |
ドレープ | 布をたらしたときに出る、たるみやヒダでエレガントさをだすディテールです。最近ではキレカジ系などでドレープ仕様のカットソーがあります。 |
ファッション用語:ナ行
ナロー | 狭いという意味です。細見のファッションでスリムなパンツや、ナロータイとなど剣先幅9センチのところ6センチなどがあります。 |
ナイロン | 合成繊維の一種。生糸によく似た光沢で、非常に優れた耐久性をもっています。靴下やストッキングによく用いらている素材ですね。 |
ニット | 主に編み物のことで、伸縮性があり体にフィットするアイテムが多いです。 |
ヌバック | 革の銀面(真皮層の表面)を摩擦し滑らかに起毛したもので、 高級バッグなどに使用されています。スエードとの違いは革の裏側を起毛せていてヌバックのほうが毛足は短いです。 |
ネルシャツ | フランネル=柔らかい毛織物のことで略してネルと言います。 表面を起毛していて質感・肌ざわり感いいです。アメカジファッションのアイテムのひとつで定番人気♪ |
ネックレス | 簡単に言うと、首飾り!たまにペンダントと言いますが、ペンダントは装飾部分のことを指します。 |
ノルディック柄 | ニットによく使われる柄模様。もともとはノルウェーの伝統模様で点描柄や雪の結晶柄が代表的です。アメカジスタイルのニットセーターとしてもよく使われています。 |
ノースリーブ | 和製英語で袖がない服、袖丈がない服の総称です。 |
ファッション用語:ハ行
バギーパンツ | バギー=ぶかぶかの の意味です。股上が深くてヒップから裾にかけてふくらんだパンツのことです。 |
ハイネック | 衿が首に沿って高く(長く)なったもの。タートルネックと違いは衿を折り返していないことです |
パーカー | 総称名でフード(頭と首を覆う頭巾)がついた服のことです。 またはフーデッドパーカーとも言います。 |
ハーフパンツ | 半ズボン状のことで丈が膝までの事を言います。 |
ハンパ袖 | 七分袖より長かったり、短かったりする袖丈のことです。 |
ビンテージ | 古くて価値のあるアイテム。ジーンズなどの年代物のこともいいます。最近ではビンテージ風やビンテージ加工といった技法を施した衣服も出ており、古着などのアメカジスタイルに活用されています。 |
ピーコート | 由来は水兵が着ていたコートです。スタイルはダブルの打ち合わせで腰丈のショート、縦に切り込んだポケットが特徴です |
ブーツ | 靴の総称名で、履き口がくるぶしより上に長いことを言います。ワークブーツやエンジニアブーツなどがあります。 |
フェイクファー | 毛皮に似せて作った物です。化学繊維で作った物が多く羊毛、絹なども使われます。最近では忠実に再現されており安いのに本物みたい!です。ちなみに本物はリアルファー |
プルオーバー | 前にも後ろにもボタンやZIPがなく頭から着る服のことを言います。 |
ブルゾン | もともとはフランス語で、丈の短いジャケットで、また腰や裾を絞れる服のことを言います。 |
ベスト | 昔でいうチョッキです(笑) スーツの下に着る袖のない服で、ジレとも言います。 |
ヘリンボーン | へリング=魚のニシン ボーン=骨その骨のような織り模様で、または杉模様です。 |
ベルベット | パイル織物で表面に羽毛が織りだされ光沢がある布地です。 またの名をビロード。綿を素材にした場合は「別珍(べっちん)」です。 |
ヘンリーシャツ | ラウンドネック(丸いネックライン)で前正面に胸あたりまでのあきを作り、ボタンで留めたりヒモで結んだりできる首まわりのデザインでプルオーバーなったのを指します。 |
ベロア | ベルベットとほぼ同じといってもいいかもしれません。ベロアの方が毛足が長いです。ベルベットは織物系でベロアは編み物系です。 |
ボトム | 衣類の総称名で下半身に着るパンツやズボン、スカートのことを言います。 |
ボストンバッグ | 定番アイテムのひとつで、底が広くてファスナーで開閉するバッグです。普段使いから旅行用サイズまで幅広くあり素材も多様にあります。もともとはボストン大学の学生たちが使っていたのでこの名前がつきました。 |
ポリウレタン | 弾性繊維と言いい伸縮性のある繊維です。たまにジーンズとかに織り交ぜ伸縮性を持たしているものもあります。 |
ポリエステル | ナイロンと同じく合成繊維でナイロンに次ぐ強度持っています。 |
ポロシャツ | ポロ競技で着用されていたユニフォームシャツのこと。 デザインはプルオーバーで衿開きでボタンが3ヶ所あるのが一般的です。 |
ファッション用語:マ行
マドラスチェック | インドの港町マドラスから発祥しで、グリーンやオレンジ、イエローなどビビッドカラーを不揃いに並べたチェック柄です。 |
前立て | 前側のうちボタンで合わせる細長い布のこと。二重にしてボタンを隠したりする |
マフラー | 防寒アイテムのひとつで主に長方形のカシミヤやウールとうのニットを首元に巻きつけます。オシャレのワンポイントに大活躍ですね。また首を温めることによって防寒対策にかなり優れています。 |
ミリタリー | 軍隊の意味で、軍服デザインを取り入れたスタイルを言います。 大流行したM-65などがそのひとつです。ほとんどがレプリカ品で本物はビンテージ品扱いでプレミアムがついています。 |
モノトーン | モノ=1の意味でモノクロームトーンの略。 単一色・白黒、グレーなどの無彩色の調子をいいます。 |
メッシュ | 網目という意味です。ファッションでは衣服の色んな部分に使われていて、通気性はもちろんデザイン性にもアクセントとして用いられています。 |
モヘア | 本来はアンゴラ山羊やそれに似たアンゴラ兎らの毛で織った物の別名です。ファッションでは素材に限定せず毛の太さ、長さ、柔らかさ、光沢が類似した毛をさし、その毛で織った物もモヘアといいます。フリースやカーペットととしても使われていますね。 |
ファッション用語:ヤ行
ユニセックス | 男女の区別がなく男女兼用で着れることができる衣服やファッションスタイルのことです。ちなみにユニとは「同一の」という意味。 |
ファッション用語:ラ行
ライダースジャケット | ハーレーダビッドソン等のバイクに乗る時に着用するジャケットの総称名です。デザインは主に革製でダブルブレストよ言うボタンが2列並んでいる前打ち合わせとなっているショートジャケットです。 |
リブ編 | 編み方の方法で横編みの一種です。表目と裏目が交互に並び、リブ(ろっ骨)のように見えるのでこの名前がつきました。ニットの袖口やソックスに使われていてデザイン性だけでなく伸縮性のある実用的な編み方です。 |
リネン生地 | 麻布の一種で亜麻(あま)のことを指します。またリンネルとも呼びます。 |
立体裁断 | 人の体の形に合わせるようにして生地を立体的に裁断する方法。 生地を立体的に裁断することで、服が体にフィットし動きやすく、シルエットもカッコいいです。 |
レイヤード | 重ね着ファッションのことを言います。ロンTの上にTシャツ重ねて着たり、シャツの上にシャツを重ねたりとキメるとセンスが良いと周りから一目おかれます♪最近ではレイヤード風に最初から作られているデザインもあります。 |
レーヨン | 化学繊維の一種で木材パルプを原料で絹に似せて作った再生繊維のことです。絹に似た光沢や手触りが特徴です。 |
ロールアップ | パンツの裾やシャツの袖を巻き上げて着るスタイルのことです。機能的にボタンや布テープで裾や袖をずり落ちてこないようにしていて、デザイン面でも軽快なイメージを演出をできます。 |
ファッション用語:ワ行
ワークパンツ | 作業ズボンのことです。現在ではミリタリー系、アーミー系等、丈夫な素材で機能ポケットがついているオシャレにしたパンツがあります。ぺインターパンツやカーゴパンツなどもワークパンツのカテゴリーですね。 |
ワークシャツ | 作業用のシャツのことですが、現在では仕事着や作業着などのデザインを取り入れたファッショナブルなスタイルのシャツです。 |